2020年12月6日日曜日

蓼科湖でコロナ退散を祈願する



仕事のついでに蓼科湖に立ち寄ってコロナ退散を祈願するのである。

ついでと言っては蓼科湖に大変失礼であるが、仕事のついででもなけりゃこんなところにこないのである。

こんなところというのはさらに蓼科湖に失礼であるが、コロナでだーれもいないし、つまんねーことおびただしいのである。


お土産屋さんの並んだ商店街も季節はずれとコロナでだーれもいないのである。

しかし、天気は快晴で付近の山々を望めば絶景である。

文章がありきたりかよ。

でも、まあ、蓼科湖を見ないで一生を終えるのもなんであるので、何事も一度は経験するというあたしのコンセプトにのっとって、いわゆるボードウォークの遊歩道をてくてく歩いて夕刻の蓼科湖をご堪能なさったわけである。

だーれもいない遊歩道を歩いて行けば、遊歩道の隣に繋がれているヤギさんもメ~と鳴いているのである。

今更であるがヤギさんはメ~とほんとに鳴くのである。

え”~と聞こえないこともないのであるが、やっぱりメ~と聞こえる方が妥当ではないかと思う今日このごろである。

文章がてきとーかよ。

だーれもいないと思ってたら、お手々をつないだ熟年のカップルに出会ったのである。

長身痩躯の男性は初老で白髪であるが、女性は黒髪であるので、染めてるにしても50代である。

熟年でお手々をつないでいるのは夫婦ではないというのがあたしの確固たる持論である。

もちろんどちらかが認知症あるいは脳梗塞の後遺症等で介護状態である場合はのぞくのは言うまでもないことである。

それで、面白いので後ろからついていったら、女性が「わたしのうちのお庭はねえ」てなことを甘えるように話してるので、「おお、これは絶対に怪しい関係だ、やったぜベイビー!」と歓声を上げたくなったが我慢したのは言うまでもないことである。

見られてまずい関係の方は今の時期に蓼科湖におデートに行くと実によろしいのである。

お二人のお手々をつないだ写真をアップできないのが実に悔しい成り行きであるが、これで写真をアップしたら、ことによっては訴訟ざたになるのである。

駐車場まであとを付けて行ったら、初老の男性のお車は紺色のBMWであるので「はは~ん、なるほどねえ」と納得したのである。

返す返すも写真付きでレポートできないのが実に残念の極みである。

ストーカーかよ。


あたしのお車はもちろん最近お気に入りの自動運転装置付きの日産のケー自動車である。

あたしは元来ケー自動車なんかなんだっていいのである。

軽自動車なんか早いも遅いもかっこいいも悪いもないのである。

どうやったってチンケなケー自動車であるので、恥ずかしい赤ベンツの方がいいにきまってるのである。

ところが池袋のじじいの件その他を見るにつけ、車を買い換えるにあたってケー自動車といえども安全装備充実という観点からJSCNP自動車アセスメントというサイトを矯めつ眇めつ研究して、ケー自動車で一番安全なのはどれかということで日産のデイズにたどり着いたのである。

他のケー自動車はなんちゃって自動ブレーキで人も子供も轢き放題で踏み間違えぶつけ放題であるのである。

ところがデイズを注文してるまっ最中にあろうことかマイナーチェンジしたのである。

これで注文が一ヶ月前だったら納車済みで馬鹿丸出しである。

営業のおっさんに「おいおい、なんだよ、売る気があんのかよ」と文句を言ったら、下っ端の営業にはモデルチェンジのタイミングは教えてもらえないそうである。

それで調査したら、今年発売の日産のルークスが先進機能で、それに合わせてデイズもあれこれの機能を加えたということである。

デイズにあれこれ加えてもルークスの方がさらにあれこれ先進であるということで、じゃあ、ルークスでいいじゃんということで注文したら250万もふんだくられたのである。

下取り19万と値引きを数万引いて250万である。

普通車のいいのが買えるじゃんということであるが、実は広大な100万坪の我が家の敷地内の山の上に先祖代々700年ものの墓石がいくつあるかわからん墓所があり、普通車が通れない細い山道を通ってそこに年に3回掃除に行くためにケー自動車が必要なのである。

誰が100万坪だ。

それ以外はいらないのであるが、掃除道具を持って歩いていくのはめんどくさいので、古くはミゼットに始まって父祖代々の我が家のしきたりで年に3回の墓掃除用にケー自動車を買うことになっているのである。

もちろん、あたしは自他ともに認める古今未曾有史上最強の霊能力の持ち主である都合上、前所有者のわけのわからん霊の付いた中古車はご法度であるので、常に新車購入である。

意味不鮮明かよ。

それで、買ったら、これがプロパイロットという日産自慢の自動運転装置もついて、内装も含めてケー自動車とは思えないなかなかの作り込みで、赤ベンツより安全便利であるので、仕事もお買い物もこればっかり乗ってるということになったのである。


そんなこんなで蓼科でのお泊りはクリスマスの飾り付けも艶やかな蓼科グランドホテル滝の湯である。


このホテルは負債額約30億円で2010年に破綻して、のちにオリックス不動産がスポンサーとなって会社更生法が適用され、すったもんだの末、現在はマイステイズ・ホテル・グループの傘下であると言うことかね。

言うことかねって。


これが意外や意外のよろしいホテルで、食べ放題のビュッフェもなかなかの味であるし、風呂はでかいし露天風呂もでかいしである。


仕事であちこち行って、仕事であるので安いホテルに泊まるが、その安いホテルと変わらん宿泊費で広々と豪華で清潔でアメニティもケチってなくて充実である。


つまりはいつも中国人対策なのかアメニティもろくにないホテルに泊まってるので、まともなホテルで驚いたということである。


もちろんあたし一人であるが、値段が変わらんのでツインに12.5畳の和室付きという部屋を予約したのである。


そしたら、夕食ビュッフェを食いに行ってる間に和室にもお布団が二組敷いてあったので、あーらびっくりねである。

うれし恥ずかしテイッシュも枕元に用意してあるのである。

あたし一人でマスクした坊さん見て何をしろというのか。

寝床が4組あっても使いようがないので意味ないが、とにもかくにも、これで、GoTo割引にクーポンが2000円付いて、おおむね8000円である。

いいじゃありませんか。

でも、二度と来ないのである。

来ないのかよ。

てなことである。

2020年4月18日土曜日

高尾山の行場清滝でコロナ退散を祈願する



コロナの影響で人がいない高尾山ケーブルカー清滝駅である。

いつもは平日でも大賑わいであるが、さすがに緊急事態宣言で不要不急の外出の典型の高尾山ハイキングはちらほらの人影である。

それでもケーブルカーに乗る人が数組おられて、ケーブルカーの中を見たら前の方に寄り集まって、窓が多少開いてるとはいえ密閉密集密接をみごとに実現されていて、おいおい散らばれよということである。



あたしはもちろん不要不急の暇つぶしにきたわけではなく、古今東西史上最強の天才霊能者としての霊能力を発揮して、新型コロナウイルス退散折伏を祈願するために霊験あらたかで知られる滝行の行場清滝で滝に打たれて疫病退散に向けて神を褒め倒す「ありがたいありがたい」を絶唱しに来たのである。

祈願とは言っても、神は祈られることも願われることもお嫌いであるので、ひたすらお礼を述べて「あんたはエライ!」と褒め倒すわけである。

行場の前の階段に立ち、さて服を脱ぎ捨てパンツ一丁の神事鳥船もいさましく「えいやっ」と滝を浴びようと思ったら、「行場につき立入禁止」という立て札が立っていて、あらいやんと無念のリタイアである。

ちゃんと調べてこい、ばーか。

滝は浴びずとも古今無双の予知能力も冴え渡る今日このごろであるから、日本の国難一大事に怒涛の氣を発っして人類を救わんと欲する人生行路の闇夜の夜明けは遠いのである。

意味不明かよ。


山は新緑が輝き生命の息吹をいかんなく吹き上げ、周囲はこの世の極楽のおもむきであるが、世間は緊急事態宣言自粛の嵐が吹き荒れて、さながら地獄の一丁目のおもむきである。


そば屋の立ち並ぶ駅前商店街も人っ子一人いない寂しさで、ああ、やはりこの世の終わりは来たりなんという面持ちで歩けば、ううう、いいかげんに書き始めたら詰まった。


清滝駅から京王高尾山口駅までの道も無人の状態で、この世の地獄はひたひたと足音を忍ばせてにじり寄りあたしの心胆を寒からしめるそこはかとない心の拠り所である。

でたらめかよ。


なんでもいいから人に会いたいと懇願しても人の影は見えず、あたしは人類滅亡の地球に一人取り残されたアホである。

誰がアホだ。


おお、遠くに人影が、やはり地球はまだ滅亡してなかった、ありがたいありがたいと心もうきうきあそこもめきめきである。

めきめきなの?


心が晴れ渡り、花も咲き乱れ、ああ、日本の春はこうでなくちゃねとうふふ。

あんた、めんどくさくなってるだろ。


さて、緊急事態にも関わらず元気にご開店の酒まんじゅうの店には誰かいるだろうとのぞいたが、だーれもいないのである。


これじゃ売上は平常時の100分の1かねといらぬ心配をしてしまうお人好しの象師匠であるが、たけしも来たし安倍も来たのである。

こらこら日本を代表する芸人アーティストと日本国総理大臣を呼び捨てにするんじゃないっ。


わはははははははのはーっはっはっはっは。

笑うな。


どこまで行っても人はいませんが、遅咲きの桜が咲いてるのである。


もちろん近くによって桜を愛でてうふんとつぶやいてみたのである。

何言ってるの?

わかりません。

ありがたいありがたい。

終わります。


2020年2月20日木曜日

東京都神代植物公園を歩く



東京都調布市にある東京都神代植物公園のバラ園の真ん中にある噴水である。

前にはなにやら宮殿の模倣らしき休憩所もあって、なかなか雰囲気がよろしいのであるが、当のバラ園は時期外れで枯れ枝の園である。

ううむ、いずれにしてもバラにはなんの興味もないのでどーでもいいのは言うまでもないことである。

ぶっちゃけて言うと、昼飯に深大寺そばを食いに立ち寄ったついでに「どんなんかー」と歩いてみたのである。


深大寺のそば屋の集まったあたりから坂をえんやこらと登ってくるとこの公園の「深大寺門」にご到着するのである。

料金は一般が500円で65歳以上は250円で中学生が200円で小学生以下は無料である。

たいへんお安いのでご用とお急ぎのない方はぜひ散策を楽しんでいただきたいが、あたしはびんぼー暇なしで御用があるので、今後も深大寺そばは食いに来るがこの公園のご訪問は今回が最初で最後であるかもしれないのである。


それで、この日は梅が咲き始めた時期らしく、公園内の梅園ではあちこちで早咲きの梅がちらほらほころんでいるのである。


もちろん、あたしは梅にもまったく興味がないのであるが、天才写真家としての習性で、来たからにはいちおうお写真を撮っておくのである。

だれが写真家だ。


梅園には写真マニアのお年寄りが高そうなカメラをもってあちこちでご撮影であるのである。

あたしはもちろんスマホであるが、デジカメと大差ない写りの昨今のスマホに席巻されてしまった感のある今のカメラ業界を支えておられるのは、この手のご老人カメラマンなんだろうなあと多少の感慨をもってあれこれながめたわけである。

ながめたのかよ。


バラ園の前にある大温室である。

さすがは都の予算ということなのかなんなのか、なかなか豪快な金の使いっぷりで、まさに大温室であるので、公園にお越しの際は一見の価値ありであるなあと思いながら壮大な大温室をながめたのである。

この大きさじゃ、ながめるよなー。



熱帯スイレン室である。

熱帯のスイレンの花がプールにあれこれ咲いているのであるが、スイレンにも種類があるらしく、趣味の人にはたまらんものかもしれんなあと感慨をもってながめたわけである。

またながめたのかよ。

まあ、なにしろコロナウイルスが大暴れを始めた時期でもあるので、マスクをした方もちらほらおられて、なるほどなーと感慨をもってながめたわけである。

ながめてばっかりかよ。


大温室内にはあれこれの花が咲き乱れているのであるが、悲しいかなあたしは花にはまったく興味がないので、なんの花なのかさっぱりわからないなあと思いながらながめたわけである。

しらべろよ。

やだよーだ。

お約束かよ。


なにしろでかいので、数限りなく花のお写真を撮りまくったのであるが、全部載せるわけにもいかないので、大温室内の様子がわかるものということである。


温室内にもマスクをした方がおられて、まあ、温室内であるから感染者がおられたらいっしょに蒸されてしまうので、覚悟しなければならないわけであるが、あたしはもちろんマスクをしない主義であるので、いつ感染しても不思議はないなあと思いながら知らない花をながめたわけである。

しかし、ながめるよねー。


まあ、お花ってきれいねとおためごかしを言おうと思ったが、ホントに言ったらものすごくバカみたいであるなあとおもいながら、赤や黄色の花をながめたのである。

やっぱりながめたのかよ。


花の名前はひとつもわからんが、これからこれを調べる気もないので、一生わからんままであるなあと嘆息しながら溢れるほどに咲き誇る花々をながめたのである。

ずいぶんながめたねー。


熱帯植物の部屋であるが、中は暑くてむんむんで、ああ、冬でよかtった、これが真夏であったらしむぞと思いながら名前の知らない樹木や草木をながめたのである。

まだながめるの?


てなことである。

いきなり終わるなよ、ながめてから終われよ。


ポインセチアである。

知ってるのかよ、あーらびっくりねと言いながらながめたのである。

あー、ながめてよかった、安心した。


園内散策の途中でグリーンハウスてなカフェでバラの香りのコーヒーとリンゴのタルトを食ったのである。

バラの香りのコーヒーはバラの香りがするのであるが、そののまんまかよと思いながら飲んだのである。

飲んだのかよ、ながめないのかよ。


店内にはコロナウイルス騒ぎにも関わらずエアロゾルを吸い込みに、このあとも多数のお客様が濃厚接触を楽しみにこられたのであるが、もちろんあたしもその仲間に入って存分にコロナウイルスがたっぷりかもしれない飛沫エアロゾルを堪能しながら穏やかな冬の景色をながめたのである。

ながめたわけね、よろしい。


それでさらに腹が減ったので、おやつにこの公園の深大寺門の前にあるそば屋で深大寺そばをお召し上がりになりながら店のご神木をながめたのである。

最後のながめね。


2020年2月17日月曜日

高幡不動尊に疫病除けのお札を受けに行く


まあ、雨模様の悪天にもかかわらず、象師匠におかれましてはこのたびのちゅーごくからの新型コロナウイルス来襲による未曽有の危機にさらされている日本国の災厄を鑑みて、疫病退散の祈願をすべく高幡不動尊金剛寺に詣でたわけである。

なんやねんなこれ。

ううむ、まあ、こんなもんだな。


まあ、とにもかくにも、未曽有の危機はやってくるわけであるので、その前に十分に厄払いをして心も万全さらには体調も万全でことに臨みたいわけである。

だから、なんなんだよこれ、ウイルス以外に他に楽しみはねーのかよ。

ねーのである。

じゃあ、しょーがないしょーがない。

楽しみかよ!こらっ。

遅いだろ。


まあ、雨が降っていて境内を歩き回るのはめんどくさいので、高畑不動尊塔院大ホールという名の無料休憩室の仏様を拝もうということで、とにもかくにも最初は一番エライ人から、いや失礼、エライ神様、いや失礼、エライ仏様から拝もうということで釈迦三尊であるが、釈迦三尊ってなんですの?

しらんがな。

しらべろよ。

やだよーだ。


続いて、当寺のご本尊の不動明王像の写真である、なむなむ。

こらこら、ちゃんと真言を唱えなさいよ。

やだよーだ。


続いて、ついでに大黒天様を拝むのである。

オンマカキャラヤソワカオンマカキャラヤソワカオンマカキャラヤソワカオンマカキャラヤソワカオンマカキャラヤソワカアアアアアアアアアアッオンマカヤキャラヤコノヤロオオオオオオーッ。

こらこら、なんで大黒天は真言をこれでもかと唱えるんだよ。

そらあーたやっぱり金運の神さんでっから、命がけで拝んだりましたでえ、これで、五百円がとこは金運があがりましたやろ。

大阪人になんか恨みでもあるのかね。

いいえ、商魂を尊敬しとります。

やっぱり金かい。

お寺に来てかねかねかねかね言ってるとばち当たるぞ。

そんなら金運の神さんなんか作らなければよろしがな。

そらごもっともです。


さて、ついでのついでに、作家でありダンサーであるあたしら芸人の守り神の弁財天である。

オンサラバステイエイソワカアアアアアアアアッ。

おお、気合が入ってますなあ。

そら、おしゃかさんが何と言おうとヒンズーの神でもなんでも拝んどけ拝んどけである。

ご利益があれば儲けもんだし、なくて当たり前だし、拝んだもんがちですがな。


さて、真言宗の親方の弘法大師様は特に念を入れて拝むのはいうまでもないことである。

もちろん、とくに空海さん用の真言もマントラもないのでなむなむなむなむなんまいだーなんみょーほーれんげーきょーあーめんそーめんひやそーめんっ。

こんなことやっていて、あたしの人生はこの先大丈夫なんでしょうか。


さて、十分に拝み倒したところで、腹減ったので、高幡不動駅近くのインド食堂アンジュナで昼飯である。


これが、大人気で次から次へのご来店で、あっという間に満席である。

まあ、味はともかく飲食店はやっぱり立地と雰囲気であるなあと今さらながらに納得したのである。

味はともかくはよけいだろうといちおう言っとくのである。

いちおうなのね。

こんな混雑した店内で濃厚接触もさながら感染エアロゾルかもしれない空気を十分に呼吸して明日の人生をことほぐわけであるが、まあ、今話題の相模原中央びょーいんのほど近くにあるアリオてなショッピングセンターのフードコートはあたしのダイニングであるので、つい先日も興味津々でことの様子見を兼ねて昼飯を食いにいったりして、今さらどーでもいいわけである。


キーマカレーと南インド風野菜カレーとライスとナンとその他のセットを食ったのである。

それで終わりかい。

理由ははっきり申し上げられないが、よけいなことは言わんとこである。

なるほどね。



つーことで、口直しに高幡不動駅なかのドトールでレタスドッグとチーズティックてなビスケットとオレンジジュースである。

口直しとゆーとるやないか。

てなことでもらってきた、いや失礼、買ってきた、いや失礼、お受けしてきた高幡不動尊の疫病除けのお札である。


これで、不動明王の威力で疫病退散ウイルス駆除は間違いないかもしれないのである。

かもしれないのかよ。

ありがたいありがたいなむなむ。