レビュー
■無料kindle版はこちらをご覧下さい
■レビュー
感想
最初はkindle版で読みました。冒頭から貧しさで離散したブドリ一家が不憫でなりませんでした。両親の失踪と妹の誘拐で独りぼっちのブドリを 利用しようとするあいつは最初は憎らしく思いましたが、物語の終盤に大人になったブドリが挨拶に行った場面では、印象が違いました。 どんなにこき使われても、食わせてもらった恩をブドリは忘れてなかったのですね。幼少から苦労を重ねてきたブドリが、捻くれることなく 大きくなって、学問を志し、かつての自分のように苦しんでいる農民を救う生き様に感動するばかりです。人生の不条理に立ち向かう勇気と 生きる意義を教えてくれるお話でした。yo
■作者について
宮沢賢治
>>作者wikipediaページへ
■関連作品
クねずみ、銀河鉄道の夜、雨ニモマケズ、やまなし、セロ弾きのゴーシュ、
注文の多い料理店、春と修羅、どんぐりと山猫、風の又三郎、よだかの星など。
詳しくはこちら。
今月の新書
注目の書籍を紹介します。
amazonはこちら
新着情報
- 2016/01/12
- 「グスコーブドリの伝記」掲載
- 2016/01/11
- ホームページ開設
あなたの読んだ面白い本、感動した本、役に立つ本について、教えてください。
詳しくはこちらをご覧下さい。