さて、2009年に白内障の眼内レンズ手術をしてから、特に問題なく、半年に1回程度の間隔で定期健診をしておりました。
眼鏡なしで運転できるようになり、免許更新時には、眼鏡不要となりました。
但し、もともと乱視があるのですが、こちらは角膜の疾患であり、眼内レンズでは矯正されず、近くを見るときは乱視用の眼鏡が必要でした。
そんなこんなで、順調でしたが、昨年2月の定期健診で、「右目に後発白内障による曇りが若干認められますね。かすみ目等が気になるようになったら来てください」と指摘されました。
今年になって、なんか最近、目が疲れるな~と思っていました。
そんな折、夜、道を歩いていたら、雨が降り出したらしく、「おっ雨か?」と思って、確かめようと、街の外灯をじっと見つめたら、なんと、ぼや~んとしてるでは、ありませんか。
これは正しく後発白内障だ!と思って、左右差を確認したところ、明らかに右目がおかしいです。
てな理由で、久しぶりに定期健診に行きましたら、あっさり、「そうですね、オペしましょう」と言われて、承諾書を書きました。
右目に瞳孔が開くように目薬を点眼して20分ほどしてから、手術となりました。
手術といってもヤグレーザーと呼ばれるレーザを使った簡単なものです。
後発白内障とは、眼内レンズを装着した後ろの後嚢に濁った液が溜まるものです。
そこで、濁った液を取り除くために、後嚢にレーザーで穴を開けます。
使用する医療機器はこんなやつで、顔を乗せるだけです。
レーザーで焼くイメージとしては、こんな感じ。
この時に、コンタクトレンズを装着します。
おそらくレーザーの焦点を決めるためと思います。
コンタクトレンズと言っても、こんなでかいやつで、装着する前に、麻酔を点眼しました。
レーザーを打ち出す度に、先生が位置決めをするために、
目の上で動かします。グリグリ。
レーザー照射時の痛みはありません。
コンタクトレンズを動かす時の違和感がある程度です。
私の場合は15~20発位照射したような感じでした。
その後、直ぐに診察室で写真を取りました。
下はイメージですが、私の場合も後嚢が破れているのが、良く分りました。
最初の検診から終了まで1時間位です。
まだ瞳孔が開いていて、帰る時はまぶしいですが、
目の腫れとかはありませんでした。
抗炎症用の目薬(フルメトロン点眼薬)を処方され、1週間後に術後検診です。
後発白内障は若い人ほど、早く発現しやすいとことで、術後4年で発現した私は、若いんでしょうか?微妙ですね。
破砕した後嚢は眼内に残るので、飛蚊症(ひぶんしょう)が発現する場合もあるそうですが、確かに右目に現れました。暫くすると消えるそうです。
気になる費用ですが、それほどでもありませんでした。
再診料;270点
検査料;682点
処方箋料;68点
手術料;1520点
合計;7470円(3割負担)
点眼剤;380円(3割負担)