☆☆投資のお話☆☆
9月もお疲れ様でした。
怖い相場が続いていますが、16000円台で買うチャンスがありラッキーだったと思います。 
★アメリカの利上げ見送りは下げ材料
今月の大きなポイントは、17日のアメリカFOMCにより、利上げが見送られたこと。
利上げしなかった場合、相場は上がるという意見が多かったのですが、私は下がると予想していました(下のコメント欄に画像をアップしておきます)。
利上げはいつ出来るのか??という不透明な状態を市場は一番嫌うからです!
★先物との差を埋める
8月31日にアップした「投資のお話」を見て下さい。次のように書いています。
『8月の日経平均の安値は17,714円。日経先物(期近)の安値は17,160円。その差は550円もあり、9月にその差を埋めるような下落が起こるかどうかを見極めていく必要があります。』
結果、9月は8月の先物の安値も下回り17000円も一時的に割り込みました。
9月の下落は、チャート分析で十分に想定できる範囲内の動きだったという事です。
★下がれば下がるだけチャンス拡大
8月の暴落局面は下がれば下がる程、ボラティリティが高まりリスクが拡大していきました。
しかし9月は下がれば下がる程、チャンスが拡大し絶好の買い場となったように思います。。
17000円割れは十分に想定していましたが、本当に来るとは!
なかなかこんなバーゲンセールはありません。
★爆買い
17000円割れでは、久しぶりに大きく買いを入れました。
怖くて買えなかった人も多かったようですが、今年の日経平均の高値20952円から4000円も下で買えるなんて、こんなチャンスあまりないと思います。(爆買いを会員や友達に伝えた画像アップしておきます)
16900円は月足のボリンジャーバンド-2や、24か月線、週足雲の下限など強烈な抵抗帯があるので、買うには最高のポイントだと思いました。
★悪いニュースばかりではない
ユーロの景況感指数は膠着状態が続いていましたが、4年ぶりとなる高水準となりました。
イギリスの住宅ローン残高はなんと2008年以来7年ぶりの高水準となり、活性化が顕著。
アメリカの個人消費支出増加や消費者信頼感指数改善など、良い材料もあげればきりがありません。
株価が下がってくるとネガティブなニュースばかりが目立つのですが、そういう状況下でも周りの雑音に振り回される
ことなく、しっかりと自分の判断で世界情勢を見極めなければなりません。

★10月はどうなる?
ドイツやイギリスはW底、日経平均は大底確認のチャートとなっています。
しかしアメリカは15500ドルのW底を見にいっておらず、NYダウがW底確認の動きとなれば、日経はもう少し下があり得ます。しばらくは注意が必要です。
ただアメリカは利上げが出来る環境作りの為に、逆に株価を上げてくる可能性もあるので臨機応変に。
日本では11月4日には郵政、ゆうちょ、かんぽの上場を控えており、過去の大型IPOを振り返ってみると、上場日までに相場は上がる事が多いです(画像参照)。
チャート的には29日の下落で「しゃがみ込み」を形成しており、大きく上昇してもおかしくない形状をしています。人がジャンプをする時に、一度膝を曲げてしゃがみ込んでから跳び上がるかのように!(あくまでの可能性の話ですが)
万が一16000円近辺まで下がっても大丈夫なように、まだまだ買い余力は十分に残してありますが、出来ればこのまま反転上昇してほしいです。
★9月結果
8月の暴落以降、調整局面が長引くと思っていたので、短期売買を繰り返しコツコツと利益を積み重ねました。
9月1日~28日までプラスを維持したものの、29日の暴落で長期分の目減りもありマイナスへ沈みましたが、16000円台で爆買い。30日の上昇で再度プラスへと浮上しました。
結果9月もプラスで終える事が出来ています。
日経平均が月間1500円も下げる中、9月は空売りを一切使わず、買いオンリーでのプラスは奇跡的かも。
16000円台で買った建玉はしっかりと握りしめて、今後大きな利益へと繋げたいと思います。
※写真は2014年9月にイタリアへ行った時に撮った、コロッセオの写真です。
10月以降今年一番の相場の戦いが始まります。コロッセオは闘技場です。
大きなチャンスの局面ですが、そのチャンスを生かすも殺すも自分次第。
油断すれば敵(相場の波)にあっという間に潰されてしまいます。
気合を入れて頑張ります。



☆☆投資のお話☆☆
8月も疲れ様でした。
荒れた相場となりましたが、今年一番のチャンスだったように思います。
★トリプル安
8月2日の「投資のお話」に書いた『原油安・ドル安・株安のトリプル安』が現実となりました。
原油はリーマンショック後の安値に迫る勢いで下落。
ドル円は116円までドル安円高が進みました。
株はご存知の通り数年に1回あるかないかの大暴落。
★中国に振り回されてはいけない
マーケットが成熟していない中国の乱高下は、それ程気にすることはありません。
日本でも1999年のITバブルの時には、ジャスダック指数が1年かけて大きく上昇し、その後1年かけてほぼ元の水準まで下落しました。ジャスダックも成熟していない市場の為大きな動きとなりましたが、今回の中国もこれと同じと考えればいいでしょう。
今年の中国では、年明けから大きく上昇し、直近の暴落で元の水準まで下落しました。
短期的なバブルの動きであり、大きな問題として捉える必要はありません!
★アメリカ発の暴落
以前より今年の一番の注目点は『アメリカの利上げ』であることを書いてきました。アメリカの動きに細心の注意を払っておく必要があると!
アナリストやメディアは、中国経済の崩壊が今回の暴落の原因だと言っているところが多いですが、実際は違います。
今回の暴落の発端が「アメリカ発」であることを見抜けたかどうかが、非常に大きなポイントなのです。
8月19日のアメリカのFOMCで「利上げ時期混迷」という状態に陥り、17400ドルの抵抗線を明確に割り込んでNYダウが大幅下落。8月19日のNYダウのチャートを確認してみて下さい。今回の暴落の起点となっているのがよく分かると思います。中国材料は絶好の悪材料として、相場を下げる為に利用されたに過ぎません!
★FOMCを暴落の入口と判断できた理由
ここ1年近く、アメリカではたくさんの経済指標が発表されてきましたが、その内容が良くても悪くても相場は大きな反応は見せませんでした。イエレン議長が利上げに対してどんな発言をしても、相場はこう着状態を続けてきたのです。
しかし8月19日のFOMCではイエレン議長が発言をしていないにも関わらず、利上げ時期の混迷を理由に相場は大きく反応し下落しました。
明らかに今までとは違う動きを見せたのです。
こうした些細な動きを見落とすことなく素早く対応できるかどうかが、相場で勝ち残る秘訣なのだと思います。
★暴落局面をどう切り抜けたか
8月20日に20,000円以上で空売り出動。(※画像参照)
8月24日に売りを利食い。
8月25日に18,000円以下で買い出動。ドルは117円で買い。(※画像参照)
※私が会員様用に書いたリアルタイムのコメントを、下のコメント欄にアップしておきます。参考にして下さい。
7月の暴落局面では、空売りの利食いだけでしたが、
今回8月の暴落局面では、空売りの利食いをしたあと、日経平均17000円台では大きく買いも入れました。
20000円以上で買うのと、17000円台で買うのとでは歴然とした大きな差が出てきます。
★NISA口座
今年の枠は、8月25日の寄付きで、個別銘柄が大きく下げた場面で買いました。
かなり安いところで買えた気がします。+100%(倍増)まで持ち続けたいと思います。
ちなみに2014年の枠で購入したものは現在+40%となっています。
★9月以降はどうなるか?
8月の大波乱が完全に終わったわけではありません。
7月の下落は8%程度の小さな下落でしたが、8月は15%近い大きな暴落です。
波乱が大きければ大きい程、正常な状態に戻るのに時間がかかる事が多い。
私は20,000円以上は売り、18,000円以下は買いのスタンスであり、現在の19,000円近辺は中間点でもあり様子見といった感じです。
8月の日経平均の安値は17,714円。日経先物(期近)の安値は17,160円。その差は550円もあり、9月にその差を埋めるような下落が起こるかどうかを見極めていく必要があります。
また9月16・17日のFOMCで利上げが行われるかどうか大きなポイントとなります。8月の波乱相場を乗り切った後なので余裕を持ってFOMCの結果を見届けてから、その後の方針を立てていきたいと思います。
それまでに再度暴落局面があれば買い。
★8月の結果
ここ半年程、暴落が来ることを予想し警戒してきました。
だからこそ、この暴落局面は絶対利益で乗り切りたいと投資家としての執念で頑張りました。
結果上手く立ち回る事が出来、下落と上昇の両局面で利益。今年1番の月間プラスでした。
7月8月の波乱相場を乗り切る事が出来て本当に良かったと思います。
9月も頑張りましょう!!
※写真は今年6月アイスランドを旅行した時に撮った『パフィン』という鳥です。
北極圏など超過酷な環境下にだけ生息する鳥で、この鳥を見ると願いが叶うと言われています。
相場の世界も、8月の暴落でも分かるように非常に過酷な世界ですので、しっかりと勝ち抜いて行けますように(パフィンに願いを!)



☆☆投資のお話☆☆
7月もお疲れ様でした。
前半は暴落局面があったものの、後半は落ちついた動きとなりました。
ギリシャ問題について短期的な波乱要因になったとしても大きな問題ではないと6月30日の「投資のお話」にも書きましたが、7月終わって振り返ってみるとまさにその通りの動きとなったように思います。
8月以降見ていくべき項目は??
★原油価格やコモディティ価格の動向
・イラン核協議の合意を受け、制裁解除によってイラン産原油が市場に出回るという事で原油価格が大きく下落しています。
・中国経済への信頼崩壊により銅や鉄鉱石価格も下落しています。
・さらにギリシャ問題の解決により海外リスク要因の後退により金価格も下落しています。
このように様々な理由で商品価格が下落しているのですが、一番大きな本当の理由はアメリカの利上げが近いということ。
金利のつかないコモディティ相場から資金が急速に引き上げられているのです。
金融引締めにより市場に出回っていた資金が回収されるのと似た流れです。
こうしたコモディティ相場の下落が、株価にも波及する可能性がある事は忘れていはいけません。
コモディティでの損失を穴埋めする為にヘッジファンドなどが、
高値にあるアメリカや日本の株式を売却するかもしれませんし、大きく膨らんだドルのロングポジションを解消する動き(円高要因)が進むかもしれません。
私が今一番注意深く見守っているのは、原油安・ドル安・株安のトリプル安が起こるかどうかです。
さらには債券安も加わるかもしれません。
起こるかどうか、起こるとしてもどのタイミングかなどは分かりませんが、可能性の1つとして認識しておく必要はあると思います。
★為替動向
アメリカが利上げをすれば金利差拡大からドル高円安が進むという意見も多いのですが、実際そうなるかどうかは微妙です。
今までの経験からすると、利上げにより一瞬円安に振れたとしても「材料出尽くし」で逆に円高に進む可能性が高いように思います。(利上げするまでの相場状況によっても変わります)
原油相場の下落により日本の貿易収支の改善(赤字幅の縮小)が顕著になっている点も円高要因です。
さらに8月10日の川内原発の再稼働を皮切りに原発の再稼働が進めば、貿易収支が黒字化することは間違いなく、円高圧力が強まると思います。
もし円高が進む局面がくれば、日本の株価にとってはマイナス要因となるので注意しておきましょう。
★安倍政権の支持率
安保法制に対する反発が強まり、安倍政権の支持率は40%を割り込みました。
さらなる支持率低下が進めば、円安株高・賃金アップを実現させてきたアベノミクスにブレーキをかけてしまう可能性があります。
今後「60日ルール」の適用により安保法案が成立する9月14日までに、安倍政権への批判がどれほど高まるのか、無事通過するのかを見ていきたいと思います。
安倍内閣退陣へと追い込まれるような事態にはならないと思いますが、その可能性も否定することなく注意を払っておきましょう。
★現在のポジション
ここまで注意するべき点(ネガティブな要因)をいくつか書いてきましたが、現在の私のポジションは、買い(30銘柄)と売り(5銘柄+先物)となっていて、金額的には買いと売りのバランスはほぼイーブンとなっています。
私は売り目線で相場が大きく下がることを望んでいますが、短期的には上下どちらに動いても大丈夫なようになっていて、タイミング待ちの状態です。
★7月の結果
7月8日9日の暴落局面で今年一番のチャンスを掴みとり、その後は無難にコツコツと利益を積み重ね、今年一番の月間プラス。
8月は上に書いた点など注意し、さらに崩れそうでなんとか踏みとどまっているNYダウのチャートが崩れるのかどうかを見ながら、臨機応変に対応していきたいと思います!!
※写真は今年アイスランドに行った時に撮ったものです。
注意して進みましょう!!