石油市場 <石油製品・原油・穀物・貴金属・外国為替など>
国内、本日の売買上位10社
原油  ガソリン  灯油    白金    ゴム  コーン  一般大豆  東京NON大豆  アラビカ  粗糖    


主要商社、取引員玉尻推移
原油  ガソリン  灯油    白金    ゴム  

総取組高(前日)
石油  貴金属  ゴム  穀物  ソフト
  

    

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原油4月限は4.61ドル安の40.15

<NY原油市場>
景気後退が一層深刻との見方より、石油需要の回復へも悲観的との見方からNY原油は急落。原油4月限は4.61ドル安の40.15で引けました。民間製油所でのストが回避されたとのニュースもマイナス要因となった模様で、当面は株式市場に左右される動きが続きそうです。


<NY貴金属市場>
下げ続ける株式市場の影響を受けて銀などの工業品関連が軟調な動きとなり、金も6日連続安となりました。金4月は2.5ドル安の940.0、銀5月は4.0セント安の1307.0、プラチナ4月は9.4ドル安の1075.9で引けました。株式市場での信用取引における損失をカバーするための金の換金売りも指摘されています。
 

<シカゴ穀物市場>
大豆は世界株式市場の急落を受けて軒並み安で始まり、その後も軟調に推移。大豆5月限は28.0セント安の844.0で引けました。アルゼンチン政府が穀物輸出の一部を国有化する可能性があり、もしそうなると生産者の売りが加速するとの見方も圧迫要因と見られています。

コーンは寄付きより終始軟調な動きでしたが、終盤にかけては安値よりやや回復。コーン5月限は8.75安の350.25で引けました。株と原油市場の大幅下落とドルの急伸が圧迫要因となりました。本日のワシントンDCでの吹雪のため、USDA発表は延期となりました。

小麦はドル高や商品市場全般の下げに押されて終始軟調に推移。小麦5月限は15.5セント安の506.0で引けました。イラクはカナダ、又はロシア産小麦を入札した模様で、米国産は見送られ、またロシア産小麦価格の下げ続けていることも上値を重くしています。

灯油は需要期を外れることもあって、下げ幅はガソリンを上回る

<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み反落です。朝方は、NY原油の夜間取引が前週末の東京市場の大引け時点と同値圏で推移したことから、原油、製品ともに模様眺め気分が強く、まちまちで寄り付きました。その後は夜間取引の下落や株安などを背景に下値を探る展開となりました。灯油は需要期を外れることもあって、下げ幅はガソリンを上回りました。東京原油の2009年2月限が前日比30円安の2万5170円で納会しました。前月の1月限の納会値2万5180円と比べて、10円の下落となった。前営業日比は、ガソリンが1540~1070円安、灯油が1600~1290円安、原油が690~30円安です。


<国内貴金属市場>
金、銀は総じて反発です。金はNY小幅安もドル建て現物相場の上昇を受けて反発して始まると、前場は朝方からの円高一服などが支援材料となって上値を伸ばしました。後場は、日経平均株価が一段と下落したことから期先2本が一時3000円台を回復したあと上げ一服となったが、欧州時間に入ると、ドル建て現物相場の上昇に追随して上値追いとなり、総じて高値引けとなりました。銀は、NY高も株安に相殺されて後場中盤までまちまちとなったが、欧州時間に入って地合いを引き締めました。前営業日比は、金が23~39円高、金ミニが23~39円高、銀が2.2円安~9.5円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が上昇し、パラジウムはまちまちです。白金はNY高を引き継いで買い優勢で始まりました。その後は株安や円安などに支援されて堅調となると、欧州時間には先限ベースで昨年10月以来の高値となる3426円まで上値を伸ばすなど、総じて高値引けとなりました。パラジウムはNY安が上値を抑えてまちまちとなりました。前営業日比は、白金が88~118円高、白金ミニが88~118円高、パラジウムが9円安~9円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み続落です。前場は円の修正高や夜間取引安を受けてNon大豆が軒並み安も、一般大豆は割安感から下げ渋りまちまちとなりました。しかし、後場になると夜間取引が前場の安値を更新するようになったことから、一般大豆も軒並み安となり、総じて前引けよりも地合いを緩めて大引けました。前営業日比は、一般大豆が510~200円安、Non大豆は930~500円安です。

東京トウモロコシは総じて反発です。為替が1ドル=97円台半ばで小動きとなるなか、27日のシカゴが大幅続落となったことに寄り付きは圧迫されました。そのあと週明けの夜間取引が堅調に推移したことや、期近が大きく戻したことで、全体にプラスサイドを回復する展開となりました。大引けの前営業日比は、50円安~440円高です。


<外国為替市場>
午後5時現在のドル/円は、前週末NY市場午後5時から弱含み97円前半で推移しています。前週末にかけてのドルの値動きが激しかったことで売り買い両サイドで整理できなかったポジションが残っており、午前はポジション調整が先行したことでドル/円は乱高下しこれが一巡すると午後は値動きも狭まり、方向感の乏しいもみあいになりました。市場ではドル/円でドルがリスク回避の受け皿になれるか不透明との声が聞かれました。ユーロは前週末NY市場午後5時から対円、対ドルとも下落し市場では1日に開かれた欧州連合(EU)の緊急首脳会議で、中・東欧の加盟国に対する大型支援が合意に達しなかったことが話題になりました。夕刻になってハンガリーフォリントやポーランドズロチなどの取引が本格化すると、これら東欧通貨の下げが目立ちました。また、英HSBCの決算発表をきっかけにポンド/円が乱高下しました。当初は不透明感が払しょくされたとして139円半ばまで急騰しましたが、株式市場でHSBCが下落するとポンドは一時、138円付近まで売られました。

原油は上値重い

<NY石油市場>
今週の急激なラリーに対するポジション調整より一時は2ドル以上も下落するも、下値も底堅く、原油4月限は0.46ドル安の44.76で引けました。第4四半期の米GDPが-6.2%と予想以上の下方修正となったこと、ドル高、日本の景気後退が深刻になっていることなどが上値を重くしています。


<NY貴金属市場>
今週に入って手仕舞い売りに押されるも、本日は月末、週末を前にポジション調整が進み、金はまちまち、銀、プラチナは反発。金4月は0.1ドル安の942.5、銀5月は33.2セント高の1085.3、プラチナ4月は33.2ドル高の1085.3で引けました。株式市場での下振れ懸念が出ており、金の下値は底堅いようですが、本日はドル高が圧迫要因となった模様です。


<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調に始まるもその後は大豆ミールの上昇が目立ち、後半にかけてはプラスサイドを回復しました。大豆5月限は3.5セント高の872.0で引けました。アルゼンチン政府が穀物輸出を国有化する可能性があるとのニュースがはやされたものの、他の穀物市場の反応は鈍く、大豆の上値は限られました。

コーンは前日のUSDAによる非公式な作付け面積見通しを受けて軟調に寄付き、午後にかけては一段安となりました。コーン5月限は11.5セント安の359.0で引けました。今週は前半にかけて上昇が目立ったことから、月末前のポジション調整も進んだ模様です。

小麦はコーンの下落に追随して軟調に推移するも、大豆の反発にサポートされて小幅レンジ内での取引となりました。小麦5月限は3.5セント安の521.5で引けました。USDA非公式見解では作付面積、イールドともに前年を下回るも、需要減退により期末在庫は増加するとの見通しです。 

原油、製品ともに買いが先行

<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み急伸です。ドル・円相場が円安に振れた上、NY原油がガソリン在庫の減少を受けて大幅高となったことを映して、原油、製品ともに買いが先行しました。後場では、夜間取引や円相場がもみ合いとなる中、高値圏で堅調に推移しました。後場の終盤ではガソリンや原油が地合いを引き締め、ガソリンがきょうの高値を付ける限月が相次ぐ一方、灯油は後場中盤に付けた高値から値を削りました。新甫2009年9月限は、ガソリンが3万8510円、灯油は3万6700円で発会し、その後はいずれも上昇した。NY原油4月限は後場に42ドル台半ばまで軟化しましたが、欧州時間にはユーロの戻りに追随して一時43ドルまで上昇しました。前日比は、ガソリンが2610~2770円高、灯油が1700~2150円高、原油が110~1530円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、反発です。金はNY安となりましたが、ドル建て現物相場の下げ一服や1ドル=97円台後半まで進んだ円安に支援されて一時3000円台を回復するなど堅調となりました。後場は、円安一服やドル建て現物相場の下落に圧迫されて高値から値を削りましたが、欧州時間に入ると、英銀大手の巨額赤字決算などを受けて地合いを引き締め、この日の高値で引ける限月が目立ちました。銀は、閑散商いとなる中、金上昇や円安に支援されて総じて反発となりました。金ミニの新甫2010年2月限は2993円で発会しました。前日比は、金が27~49円高、金ミニが27~49円高、銀が1.6円安~5.5円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が反発し、パラジウムはまちまちです。白金はNY高や円安を受けて買い優勢で始まったのち、戻りを売られる場面も見られましたが、円軟調に支援されて地合いを引き締めました。後場では金の上げ一服に上値を抑えられましたが、欧州時間に入ると、金反発につられて地合いを引き締めました。パラジウムは後場の金の上げ一服につれ安となる場面も見られましたが、欧州時間に値を戻し、まちまちとなりました。新甫白金ミニ2010年2月限は3276円で発会しました。前日比は、白金が35~69円高、白金ミニが35~66円高、パラジウムが8円安~3円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて反落です。前場は、夜間取引高に円安を受けて軒並み続伸となりました。しかし、前場でも前日までの続伸相場に対するポジション売りに上値を削る展開となっていたことに加え、夜間取引がマイナスサイドに沈んだことから、後場は一段と上値を抑えられる展開となり、一般大豆の期近4月限と一般大豆の2月先限を除いて反落して引けました。前日比は、一般大豆が2月先限の30円高を除いて510~90円安、Non大豆は期近4月限の50円高を除き680~220円安です。

東京トウモロコシは大幅続伸です。為替が朝方1ドル=97円台前半で小幅に円安に振れたことや、25日のシカゴが続伸したことに支援されて始まりました。そのあと、今日のシカゴの夜間取引が堅調に推移したことや、為替が97円台後半までさらに円安に振れたことで、上げ幅を拡大する展開となりました。先限はさらに一代高値を更新したものの、2万円には届かず、大引けでは上げ幅をやや縮小しました。大引けの前日比は、530~710円高です。


<外国為替市場>
午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、97円後半の取引となっています。一時97.98円まで上昇し、3カ月半ぶりの高値を更新しました。ドル買いの主体は海外ファンド勢で、日本の弱いファンダメンタルズや、米国勢によるリパトリの動きが今後も続きそうなこと、また本邦勢による海外資産からの利益換金の円売りがこの3月末は小規模にとどまりそうなことなど、一連の思惑を背景にドル買いを進めました。

灯油は930円高の3万6240円と高納会

<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。ドル・円相場が大幅な円安に振れた上、NY原油が株高などの影響から急反発したことを受けて、原油、製品ともに買いが先行しました。後場では、夜間取引が軟化したものの、円安の進行に相殺されて、高値圏でもみ合いとなると、欧州時間に入ると夜間の上昇に支援されてきょうの高値を付ける限月が相次いだ。ただ、ガソリンの期中以降は大引けにかけた利食い売りで高値から値を削りました。なお、高納会の影響で灯油の上げ幅が大きくなりました。納会を迎えた2009年3月限は、ガソリンが前日比変わらずの3万5030円で平穏納会、灯油は同930円高の3万6240円と高納会となりました。NY原油4月限は前場では40ドル前後で推移したものの、後場に入ると39ドル台半ばまで下落しました。終盤には、ユーロ高に追随して一時40.09ドルまで上昇したものの、買い一巡後は40ドル台を維持することはできませんでした。納会した当限を除く前日比は、ガソリンが890~1050円高、灯油が1390~1750円高。原油が300~1380円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は反落です。金はNY安を引き継いで売り優勢で始まると、前場はドル建て現物相場の戻りに支援され、総じて3000円台を回復しました。後場は1ドル=97円台前半まで進んだ円安を受けてギャップを開けて高寄りし、下げ幅を縮小しましたが、その後のドル建て現物相場の下落に圧迫されて急落しました。銀はNY安を受けて下落しましたが、株高などに支援され、期先を中心に下げ幅を縮小しました。ただ後場では金下落に上値を抑えられました。新甫2010年2月限は金が2998円、銀が423.0円でそれぞれ発会しました。前日比は、金が70~60円安、金ミニが70~60円安、銀が16.6~12.1円安です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて下落です。白金はNY市場で金急落につれ安となった流れを引き継いで売り優勢で始まりました。序盤の売り一巡後は金の下げ一服が下支えとなって値を戻し、後場に入ると、円安に支援されてプラスサイドに転じる場面も見られましたが、欧州時間の金下落につられて軟調に引けました。パラジウムはNY安を受けて売り優勢で始まったのち、他の貴金属の下げ一服や円安を受けてまちまちとなる場面も見られたが、金下落につれ安となりました。新甫2010年2月限は、白金が3230円、パラジウムが637円でそれぞれ発会しました。前日比は、白金が58~40円安、プラチナミニが58~40円安、パラジウムが23円安~16円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅高です。シカゴの新穀期近限月が続伸したことや円の一段安を好感して軒並み高寄りしました。その後も、夜間取引が続伸展開となったことや、正午前に円が昨年11月以来約3カ月ぶりの高値水準となる1ドル=97円台前半にさらに下落したことから、後場は上値を伸ばす限月が目立ちました。前日比は、一般大豆が770~1290円高、Non大豆は新甫2月限を除き570~1280円高です。

東京トウモロコシは大幅続伸です。為替が朝方1ドル=96円台半ばまで円安に振れたことや、24日のシカゴが続伸したことに支援されて始まりました。そのあとシカゴの夜間取引が強含みで推移し、さらに為替も97円水準まで円安に振れたことで、上げ幅を拡大する展開となりました。先限は一代高値を更新して始まり、その後も大引けまでおおむね高値を更新する展開が続きました。大引けの前日比は、430~800円高です。


<外国為替市場>
 午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、97円付近で取引されています。ドルは午後の取引で一時97.35円まで上昇し、昨年11月25日以来3カ月ぶり高値を更新しました。短期筋の円売り姿勢が目立ち始めており、市場ではもう一段の上昇の可能性を指摘する声も出ています。円売りは他通貨に対しても活発化しており、夕方の取引ではユーロ/円が一時125.16円まで上昇して1月9日以来の高値を更新したほか、英ポンド/円も141円後半と昨年12月1日以来、豪ドル/円も63円半ばと1月9日以来の高値をつけるなど、最近の高値を軒並み上抜けました。ドル/円の上抜けで円売りが他通貨にも波及しているようです。

NY原油は引続き戻り売りの基調

<NY原油市場>
世界株式市場の下落が止まらず、景気後退の深刻さより総じて軟調に推移しました。本日の納会の原油3月限は0.54ドル安の38.94で取引を終了しました。当面の原油の急激なラリーは期待できないとの見方も広がっており、引続き戻り売りの基調が続いているようです。


<NY貴金属市場>
止まらない株安、深刻化する景気後退を背景に金への投資人気は衰えず、金は昨年3月以来の1000ドルの大台を探る動きとなりました。金4月は25.1ドル高の1002.2、銀3月は55.5セント高の1449.0、プラチナ4月は19.2ドル高の1095.7で引けました。昨年の3月はドル安がピークになった頃で、金への上値余地はまだまだあるとの指摘もあります。

 
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引継ぎ軟調に推移し、大幅続落となりました。大豆3月限は22.0セント安の862.5で引けました。原油安や、金融市場を取巻く先行き不透明感が上値を重くしました。週間輸出成約は109万トンと好調で、アルゼンチンでは生産者による短期ストのニュースが流れる一方、中国での乾燥地域では降雨が予想されています。

コーンは大豆に追随して軟調な動きとなるも、引けにかけては安値圏より回復する動きとなりました。コーン3月限は3.0セント安の350.25で引けました。週間輸出成約は133万トンと前週に続いて好調でだったものの、株式市場の下げが止まらないことが心理的な圧迫要因となっている模様です。

小麦は序盤,ファンドの調整売りに押され、その後一時一段安となるも、5ドルの大台はキープし、引けにかけては大きく戻しました。小麦3月限は0.25セント安の519.25で引けました。週間輸出成約は43.35万トンと事前予想を上回りました。アメリカ南部では乾燥気候があと一週間以上は続くとの見通しです。3月まで乾燥気候が続くのであれば、厳しい状況になるとの見方もあります。

NY原油、明日納会の当限は急上昇

<NY原油市場>
原油在庫が予想外の13.8万バレル減と伝えられ、総じて堅調に推移し、明日納会の当限は急上昇しました。原油3月限は4.86ドル安の39.48で引けました。オクラホマでの在庫も若干の減少が伝えられ、米石油輸入の減少も次第に効果が出てきているとの指摘がある一方、明日の納会を前にしたショートカバーとの見方もあります。


<NY貴金属市場>
今週の連日のラリーも続かず、これまで追随して上昇した銀、プラチナの下げが目立ち、総じて軟調に推移。金4月は1.7ドル安の976.5、銀3月は35.5セント安の1393.5、プラチナ4月は22.4ドル安の1076.5で引けました。金は投資人気の根強さから小幅安となったものの、1000ドル台あたりでは利益確定売りが控えているとの見方もあります。
 

<シカゴ穀物市場>
大豆は高寄り後、一時9ドルの大台まで値を伸ばすも、抵抗にぶつかり、引けにかけては軟化しまいした。結局、当限2本は安引け、期先限月は小幅高となり、大豆3月限は3.0セント安の884.5で引けました。ドル安、最近の売られ過ぎ感に対するショートカバーがサポートとなったものの、依然として上値重い展開が続いています。

コーンは今週は生産者の売りが乏しく、最近の連日の下落に対する調整からショートカバー主導で堅調に推移しました。コーン3月限は4.0セントの353.25セントで引けました。南米では今週末にかけて降雨予報がでており、今回の雨以降、天候には大きく左右されなくなるとの見方です。

小麦は最近の下落傾向に対する調整買いが入り、総じて堅調に推移。小麦3月限は8.75セント高の519.5で引けました。アメリカ南部では暫くは乾燥気候が続く見込み。台湾がカナダ産9.13万トンの小麦を購入。日本は米産11.7万トンの小麦を購入しました。

国内石油市場はガソリン中心に引き締まりを見せる

<国内石油市場>
国内石油市場はまちまちです。ドル・円相場が1ドル=93円台後半まで円安に振れたものの、NY原油が需要減少懸念やドル高を背景に大幅続落したことから、原油、製品ともに売りが先行しました。後場に入ると、各油種ともに若干引き締まりを見せたものの、手掛かり材料難の中、もみ合いの域を出ませんでした。ただ、終盤に入り、NY原油の夜間取引が一段高となったことで、ガソリン中心に引き締まりを見せました。灯油の当限を除く5限月、原油の期先2本が一代安値を更新しました。NY原油3月限は午後4時半ころから引き締まりを見せ、35ドル前後まで上昇しました。前日比は、ガソリンが290~690円高、灯油が130円安~60円高。原油が10~240円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は続伸です。金はNY高と円安を背景に軒並み続伸して寄り付き、先限は昨年10月2日の高値2979円に顔合わせしました。その後はドル建て現物相場が下落したほか、後場には円小幅高も重なったことから、上げ幅を縮小したが、終盤まで堅調地合いを維持しました。銀もNY高や円安を背景に続伸しました。期先2本は430円台まで買われましたが、高値を放れ、423円台で引けました。金、銀の期先2本がそれぞれ一代高値を更新しました。前日比は、金が41~45円高、金ミニが41~45円高、銀が2.6~13.1円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が反落し、パラジウムはまちまちです。白金はNY高や円安を受けて買い優勢で始まり、先限ベースで昨年10月以来の高値3331円を付けました。しかし、その後は金の上げ一服などを背景に利食い売りが出て地合いを緩めました。後場に入ると、軒並みマイナスサイドに転じ先限は終盤に一時3200円割れとなりました。パラジウムはNY高と円安を受けて買い優勢で始まりましたが、他の貴金属の上げ一服に上値を抑えられてまちまちとなりました。前日比は、白金が79~53円安、白金ミニが79~53円安、パラジウムが10円安~5円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、まちまちです。一般大豆は2月先限を除いて期近主導で続落し、Non大豆はまちまちです。シカゴ大豆が続落して9ドル割れとなる一方、円相場が前日の1ドル=92円台から93円台へと急落するなど強弱感が交錯する中、一般大豆は割高限月が下げ、割安限月が下げ渋る限月間でのサヤ調整場面となりました。前日比は、一般大豆670円安~50円高、Non大豆は370円安~300円高です。

東京トウモロコシは総じて反発です。18日のシカゴが総じて小幅安となったものの、きょうの夜間取引が堅調に推移したことや、為替が1ドル=93円台半ばまで大幅に円安に振れたことに支援されました。ただ、前引け以降は上値が重くなり、期先から上げ幅を削って引けました。大引けの前日比は、変わらず~380円高です。


<外国為替市場>
 午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時から小幅ドル安の93円半ばで取引されています。ドルは前日の海外市場で1カ月半ぶり高値となる93.96円を付けましたが、東京市場では日銀金融政策決定会合後に短期筋が仕掛けたドル買い/円売りが失敗に終わり、かえってドルの上値の重さを印象付ける展開となりました。ただ、日本の危機対応策への失望感や日本ソブリンのCDSのスプレッドが高止まりしていることなどから、円が買い進まれる地合いでもないということです。

灯油の全限月と原油の期先2本が一代安値を更新

<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。前場では、17日のNY原油が株安や一段の景気悪化による需要減少懸念から急落したことを受けて、原油・製品ともに売り優勢で推移しました。後場に入ると夜間取引が下げたことから、一段とセンチメントが悪化して下値を探る展開となりましたが、午後3時半以降にNY原油の夜間取引が反発したことで切り返す展開となり下げ幅を縮小させました。灯油の全限月と原油の期先2本が一代安値を更新しました。前日比は、ガソリンが1770~1550円安、灯油が2340~1290円安、原油が1620~460円安です。


<国内貴金属市場>
金・銀は大幅続伸です。金は、NY高を引き継ぎ高寄りした後、ドル建て現物相場の上値の重さや円強含みに圧迫されて上げ幅を縮小しました。後場は、円安、ドル建て現物相場の上昇と強材料が重なったことから全限月が上値を伸ばし、先限は昨年10月以来となる2900円台を付けました。終盤の利食い売りを吸収し、先限は2890円台で引けました。銀も、NY高や金上昇に追随して総じて2ケタ続伸です。金、銀とも期先2本が一代高値を更新しました。前日比は、金が38~45円高、金ミニが38~45円高、銀が9.4~21.1円高です。

白金系貴金属(PGM)は白金が大幅続伸し、パラジウムは総じて小幅続伸です。白金はNY高や金堅調を受けて買い優勢で始まりました。その後は利食い売りなどが出て上げ幅を縮小したが、後場に入ると、金一段高につられて上値を伸ばし、先限ベースで昨年10月以来の高値3297円を付けました。終盤に利食い売りで上げ幅縮小も8月限を除く5本が3ケタ高で引けました。パラジウムはまちまちで始まった後、他の貴金属の上げ一服につられて総じて小幅安となりましたが、後場は白金高に支援され、小じっかりと推移したが、先限は小幅安で引けました。白金の期先2本とパラジウム12月先限が一代高値を更新しました。前日比は、白金が93~114円高、パラジウムが5円安~12円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。17日のシカゴ大豆が、ドル高や株安を嫌気して急落し、一時9ドルを割る急落相場となったことが嫌気されました。場中は夜間取引が同値圏商いとなって下落一服感が強まり、買い戻されて下げ幅を縮小する場面もありました。しかし、後場になると夜間取引の反発力の鈍さが嫌気され、一般大豆が一時軒並みストップ安に張り付くなど一段と軟化しました。一般大豆は結局、先限を除く5本がストップ安のまま大引けました。前日比は、一般大豆1800~1790円安、Non大豆は2000~1450円安です。

東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=92円台半ばで小動きとなるなか、17日のシカゴが、大豆の急落、ドル高、株安などで大幅続落したことに圧迫されて急落して始まりました。その後は大幅安水準でもみ合いとなりましたが、後場に期先から下げ幅を拡大しました。大引けの前日比は、950~480円安です。


<外国為替市場>
午後5時現在のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からやや上昇し92円半ばで推移しています。リスク回避の資金が米国債に集まっていることでドル買いのフローが発生しているとの声が聞かれ、ドルは92円前半を中心に高値もみあいが続いたあと、ユーロ買いがクロス円を通じてドル/円に波及、ドルは水準を切り上げました。ユーロ/ドルは一時、前日海外市場のユーロ売りの流れを引き継いで1.2558ドルまで売られ2カ月半ぶりの安値を更新しましたが、1月の米住宅着工の発表を前に参加者は一段のドル買いには慎重になりました。仏ソジェンなど欧州銀行が決算を発表、ソジェンが第4四半期に黒字を確保したことなどが伝わると、逆にユーロの買い戻しが活発化しました。一方、欧州時間に入ってポンド/ドルは急落です。英テレグラフが、英国のAAA格付けが銀行救済のために危うくなっていると伝えたことがポンド売りにつながりました。

在庫レポートでは原油在庫は180万バレル増、ガソリンは30万バレル減少との見通し

<NY原油市場>
先週末はポジション調整より急反発となったものの、本日は金融市場を取巻く不透明感や、当面の需要低迷の思惑などより急反落となりました。原油3月限は2.58ドル安の34.93で引けました。今週の在庫レポートでは原油在庫は180万バレル増、ガソリンは30万バレル減少との見通しが出ています。


<NY貴金属市場>
世界景気の低迷によりユーロ、ポンド建ての金価格が過去最高を記録するなど、根強い投資人気にサポートされて総じて急上昇となりました。金4月は25.3ドル高の967.5、銀3月は38.5セント高の1401.0、プラチナ4月は37.3ドル高の1098.3で引けました。ロシアの中央銀行が金の保有比率を引上げたこともサポートとなっているようです。
 

<シカゴ穀物市場>
大豆はアルゼンチンでは今週まとまった量の雨が予想され、また商品、金融市場全般の先行き不透明感などより安寄り後も、軟調に推移し、大幅続落。大豆3月限は52.5セント安の903.0で引けました。週間輸出検証は4764.万Buでした。今後、海運コストが反発に転じるのではとの見方もあり、消費国からの引合いは強いようです。

コーンは米株式市場の大幅下落を受けて寄付きよりファンド売りが加速し、大きく下押しました。コーン3月限は14.0セント安の349.25セントで引けました。週間輸出検証は3385万Buでした。今年はコーンの作付けが減り、大豆が増えるのではとの見通しもあります。

小麦は序盤のファンド売りも影響し、コーン、大豆の下落に追随し軟調推移しました。小麦3月限は20.0セント安の515.5セントで引けました。週間輸出検証は1046万Bu。オーストラリアの推定収量が上方修正されたことも上値を重くしました。 
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