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2024/04/24 21:14 |
アヌンナキの王アヌとの物語り
【アヌンナキの王アヌとの物語り】
(記:2010/07/23)


俺達が「神々の再興の地」と名付けた場所は、今で言うメキシコの東海岸沿いに建設することに決められた。

緑が豊かで水が流れ、小高い丘からは海が見渡せる。

あのアトランティスの街を思い出すような風景。


丘から海を見渡す時のお前の穏やかな横顔に、俺は何とも言えぬ安堵を感じたものだ。

『お前の記憶が蘇ればいい――…』

サード・アイに封じられた記憶。

アトランティスの科学者たちが好んで使った封印の魔術。

それはいつ、解けるのか。


俺はなるべくそのことを考えないようにしていたが、この丘に二人で来る時に、必ず思い出してしまった。




国が創られても、お前の記憶は戻らなかった。

お前は自分が何かを探していたことも、いつしか忘れ去った。

『神々の再興の地』を築いてからは、もう、アトランティスの思い出も、記憶のかなたに消え去ったように見えた。


俺達が建設した国は、またたくまに人々に伝わり、大陸の中心となるまでに膨張した。


動力源となるクリスタルは地中にあるため、人々がこの国の仕組みの中心にあるものが何なのかを見ることはできなかった。


レディ・マーサの光は、ティオティワカンの街を栄華に包み込んでいった。


新しいアトランティスを築こう。

俺はお前の幸せのために、第二のアトランティスを作ることに熱中した。



だが――


どれほどアトランティスに近づけようとも、俺たちの回帰の渇望が満たされることはなかった。

何が違うのか?

なぜ、これほどまでに哀しいのか――…


レディ・マーサの光は青く切ない。しかし、美しく輝いている。

それなのになぜ。


俺たちは恐れた。

『いつか崩壊する』


膨張した街。拡大する交易。人種は溢れかえり、街は猥雑さを増していく。


俺達は危惧した。また、あの時と同じことが繰り返されるのではないだろうか――?



「新しい場所に行きたい」


無邪気な微笑みでお前が言った言葉に、俺はひどく安堵した。

どんなにアトランティスに似せようとも、アトランティスにはなりえない。

俺たちにアトランティスは創れない。



ちょうどよく、内紛の兆しが見え始めた時代だった。

俺たちは、自分たちが建設したこの街を去り、ふたたびあてのない旅に出ることにした。

レディ・マーサの欠片だけを持って、国を出た。



旅は長く続いた。

それでもお前は何かを求めるように、歩き続けた。

俺たちはいくつかの文明の祖となる街を開拓した。

正確にいえば、俺たちの能力を他国の王たちに利用させて国づくりをさせたと言うのが正しい。

俺たちの力を重宝した王たち。

どの街も、アトランティス末期の頃の姿に似ていた。

叡智に溢れたあの頃のような、天空人たちとの絆は次第に薄れ、地上人は地上人として独立した生き方をするようになっていった。

俺たちは天空人たちの知恵をこの世界に残すべく、隔絶されてしまわぬように、カレンダーの中で星を詠む日をいくつか創るよう王たちに提案をしていた。


空を見上げた時、そのいくつもの星の輝きの中に、俺たちを遥かに凌ぐ智慧を持った者たちの愛が溢れていることに気づくように…



いつしか…


アトランティスは伝説の国として、人々の記憶から完全に消えた。


アトランティス人たちは各々、地上人となりすまして楽しんだり、静謐な地下空間で新しい世の訪れを祈ったり、他の星へと去っていったり…

クリスタル、レディ・マーサの輝きに守られた者たちは、訪れることのない死を求めていたのかもしれない。

俺達、アトランティス人の胸には、ただただ深い哀しみの記憶だけが残った。



覚えているだろう?

心の哀しみ。

埋められることのない空洞。


俺も、お前も、お互いに抱きあう時だけ満たされた。

星に祈る時だけ満たされた。


神々を忘れないように、地上にいくつもの印を残して旅を続けた。


南国の地に、北方の地に、西欧の地に、人々がアトランティスの記憶を思い出すように。


時代が変わるごとに俺たちの様相も変わったが、

アトランティス回帰への想い、願いだけはいつまでも変わることがなかった。


失われた楽園――…

夢のようだった。





お前の最期は、アボリジニの祖となり、森の楽園を築こうとしはじめた頃だった。

地球の波動がゆるやかになり、命を保っていることが難しくなり始めた頃に、お前は眠るようにこの世界から去って行った。

兆しは見え始めていたから覚悟はしていた。

俺は、とうとう一人になる。


目を閉じたお前の表情は、あの時と同じように安らかで…


星に還る魂が、またよみがえることを俺は知っていたから、しばらくの間魂が離れることを拒まずに受け入れた。


また、俺のもとへ戻って来ておくれ。 


おやすみ…


あの時、声は届いていたのだろうか。







俺達、残ったアトランティス人たちはクリスタル・レースの力によって生き続けた。

今も、生きている…とは最初に言ったな。





俺は、お前が生まれおちる街へ、お前のことを探して旅を続けた。

それもいつしか、「生きていれば必ず出会う」と思うことで、探すことをやめた。



現に、俺はどこにいても、お前の魂と出会うことができた。


何万年も、出会い、別れを繰り返すことにも慣れ――…

俺の目的も、お前を守ることから、この世界を取り戻すことに変わっていった。






-------------------------------


なぜこんなにも哀しいのだろう――…


あなたの青い瞳を見ていると、哀しい。

それでも、腕に抱かれると安らいだ。

あたたかく、強い腕に抱きしめられて、私の心はいやされるようだった。


そう。

アクア・オーロの輝きは、私の愛した人の瞳の色。

複雑な想いを、私への愛の中に宿して、どんな時も私を守りつづけてくれた人の眼差し。

寂しげな瞳を見つめると、いつも哀しくなった。


私は、無垢でいることを決めた。あなたが寂しがらないように…

あなたが遠くを見つめている、その横顔に、深い、夜のような翳が差す。

その闇を、私にあなたの哀しみを癒してあげることはできないのだろうか…


一番近くにいるのに、遠い。


肌を触れ合わせても、心が遠く離れているようで寂しかった。


------------------------------------------------

俺は、お前を守っているようでそうではなかったのか…?

------------------------------------------------

とても、哀しかった。いつも、いつも、近くにいるのに遠かった。


あなたを癒したい。

あなたの心がいつも幸せで満たされるために、

私はあなたに光を送りたい。

こんなにも長い間私を待っていてくれた。

私のことを想いつづけてくれた。

あなたに光を注ぎたい。

もう哀しまないで。

私は、想い出したから。

あなたが私を守ってくれたこと。

いつも私の事を守り続けてくれたこと。

アトランティスのあの時代からずっとずっと、私のために生きてくれたこと。

おもいだしたから。

哀しまないで…

レディ・マーサの光は、あなたにこそ注がれるべきもの。

暖かい光を感じて。

もう悲しい時代は終わったわ。

本当に、本当に、ありがとう。

私を待っていてくれてありがとう――…

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2012/04/05 23:21 | Comments(0) | 神様たちの物語
アヌンナキの王アヌとの物語り
【アヌンナキの王、アヌとの物語り】

(記:2010/07/22)


お前がアトランティスをただの伝説の、空想の都市と思わず、
しっかりと思いだしてくれて嬉しい。

本当にありがとう。

つらい思い出ばかりではなかったはず。



もう封印は解けている。思い出せるはずだ。

最愛の伴侶よ。




<1>


彼は6人の神官のうちの一人。

誇り高く愛情深い男。

私を愛してくれたひと。

神官同士の恋愛は禁じられていた。

だから表だって愛し合うことはできなかったけれど、あなた以外の人を考えることはできなかった。

一番近くて遠い人。

禁断の誓い。

禁断の恋。

抱き締めてくれる時も、寂しさでいっぱいだった。

罪悪感、うしろめたさ。


あなたを忘れるために、別の人に恋をしようと努力をした。

クリスタルに関わる人以外。

もうあなたに近づいてはいけない。

掟を破ってはいけない。




最初は面白半分で街に行き、民のふりをして、出会いを求めた。

あなたを忘れるために。






私の素性を知っていて近づいた男に、私の心は傾いていく。

あなたに似ている…ような気がした。

長く美しい髪、高い背、でも、表情は似ても似つかない。

高潔さはなく、卑猥な瞳をした男だった。

私は、その男にあなたを重ねようとした。無理矢理に。

そうすることで、結ばれぬ寂しさを拭おうとしたのだ。

そして、私は、自分のそうした我儘から、相手に隙をつかれて罠にはめられていく。




男と身体を重ねた。燃えるように熱い、快楽の悦びに、私は心が震えた。

こんなにも私をよろこばせる行為がいままでにあっただろうか――…。


来る日も、来る日も、彼との夜が待ち遠しくなった。

あなたの姿をみつけるたびに、避けるようになった。

もう、あなたを愛さなくてもよくなる、そう思うと心の荷が下りたような気分になるから…


堕落してゆく私。

神官としてあるまじき行為に耽り、やがて、私の力は失われてゆく。
表面だけの高潔さを、みな見抜いていただろうに何も言わなかった。


貴方も、何も言わなかった。


ただ、遠くから、私を愛してくれていた。

穢れた私――。



それでも神官の務めは果たしていた。


私の守るクリスタルタワー。 私を案じる者たち。 心配そうな、不安そうな顔。

私は口を閉ざし、感情を閉ざし、表情を閉ざし、まわりの全てから自分を守るために、自分を騙すようになっていった。


クリスタルは全てお見通しだとわかっていても…



崩壊の前日、あなたからの便りが在り、私はあなたのいる場所へと向かった。


私たちがいつも逢瀬を重ねた場所。


あなたは以前と同じように、私の表情を見るなり抱き締めてくれた。

空がとてもきれいな夕焼けだった。

凍りついた自分の心が、溶かされてゆくような心地――



私は、何をしていたのだろう。

こんなにも私を愛してくれる人がいつも傍にいたのに。


私はあなたの腕の中で安らいだ。

疲れ果てた。

目を閉じて、あなたの体温の中に埋もれた。

気を失いそうになるほど、今までの自分を反省した。

穢れた私を、何も言わずに抱き締め続けてくれた。



もう私にはクリスタルを守れない。


あなたの腕に抱きしめられる資格もない。


私は打ち明けた。     あなたは優しく微笑んでくれるだけだった。


「おまえだけではない。他の者もみな同じ――」


だから、みな、何も言わなかったのだ。


それならば、禁じられた掟を侵して、私たち二人の関係を結んでしまえばよかった。

そう後悔する私の事を、あなたは優しく微笑んで見下ろすだけ。



「俺は、消えて残る。 お前はどうする」


突然の選択。

でも、私自身も予期していた。

もう、この国は終わりだということを。

もうこの国は、あの頃のような叡智を持った者たちの国ではない。


「私は、最期までクリスタルを守りたい。――クリスタルへの恩を返すために」


「国は滅び、離れても、いつかまた必ず出会える。私を忘れないで欲しい。最愛の人よ」

「いつかまた必ず…」




アトランティス最期の日。

クリスタルの塔を守る神官たちは、”あえて”気象の調和を乱すために、波動を調節した。



さようなら。


別れを告げることなく、裁きを下すことを許してください。


この国が二度と蘇らぬように――。

海の底に、沈めます。







私は、最期にひとめ貴方に会いたくて、あなたがいる第一の塔に向かった。

崩壊は始まっている。


あなたは結界の向こうにいた。


残ることを選択した貴方。

振り向いた顔を、生涯忘れることはないと思った。

あなたが、決断を迷うなんて…




崩壊する。

崩れ去る。

国が消える。

私たちもまた、この大地と一緒に沈んでいく。


あなたは天上へ、私は海の底へ。


――離れても、いつか必ず出会う。  その日を信じている。


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2012/04/05 23:19 | Comments(0) | 神様たちの物語
新しいはじまりの月、11月。
コルマン・インデックス

http://blog.goo.ne.jp/konsaruseijin/e/e3e6fa21dd19b2597f4269334be68f0e




10→11.
0で終わって、1ではじまる。
新しい世界の物語のプロローグ!


10月末に、とても大きな終わりがありました。
それを感じているのが私だけではなく、私の回りの人全てに終わりが訪れていたことに驚きと、
そして本当に終わったんだ、という実感がありました。

10月27日に、私と、私の友達のもとにインドの神様たちが降りて来て、なにやら励ましをもらったり、お告げをもらったりしました。
神様たちの世界でもこの世界の変容はとても大きなイベントだったみたいで、すっごいドンチャン騒ぎをしていたみたいです(笑)

その子が「夜中にドンチャン騒ぎ出して、うるさくて寝られなかった!!!!」って言ってた(笑)


11月1日、新しいはじまり。
全てが終わり、ひとつ上の段階からこの世界がスタートしています。

今日から約一年、わたしたちは飛躍的な進化を遂げます!
みんながみんな、新しく生まれかわるとても早い進化★

進化はこの先の準備、ともいえるもの。


わたしがインドの神様から渡されたお仕事は、バランサーとなること。

古いものを脱ぎ捨てながら、新しい世界の入口へとビューンと駆け抜けていくのですが、
その速度が速いため、相反する二つの局面をもつこの世界のバランスが崩れやすくなってしまいます。

男性と女性、天と地、光と闇、そういう二極性が大きく崩れない様にしていくのが、わたしのここから一年間のお仕事です。



わかりやすい例えがないか考えたんだけど、今はこんな感じかなー・・・

真暗な洞窟にいて、前方には小さな光りがみえている。後ろからめっちゃデカい岩石が転がってきて、全速力で走らないと潰されちゃう!
走れ走れー!



・・・。




飲み込まれない様に駆け抜けましょう。

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2011/11/02 10:50 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
恐竜の物語
友達のブレスを作ったら、恐竜の物語がでてきましたw
写真は割愛!ごめんなさい。


ーー

わたしはイプサイトという
恐竜の鳥の一種です。「でした」と言った方が正しいですね?




昔、わたしが鳥だった時
大空を羽ばたくことだけが、唯一の楽しみだった。

大空を羽ばたく事
すなわちそれは
天上のかみさまに、最も高く近づくこと

わたしは目指していた

果てしない大空のどこかに、
天国へ通じる門があると信じて。



毎日は楽しいものではなかった。


だからわたしは空を舞い
その天空への門を見つけたかった

それをみつけたとき、
わたしはわたしではない別の何か
もっともっと
この退屈を癒す、別の存在になれるのだと信じていたのです。



高く、高く。
最も高い場所を目指し、
わたしは飛び続ける


だれよりも
力強く、大きく、高く飛びたてる翼を持って―・・・





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2011/10/04 23:32 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
7人の天使
3年前、2008年の今日、
見えない世界から降って来た言葉です。
今ならなんとなくわかるような気がします。

--

「私」の中に眠る、未知の英知が、目覚めるときを迎えている。
「私」の中の無限の可能性。
それがやっと今、華を開きはじめている。
「私」の中に新しい恵みが生まれ始めている。

沢山の人々を救うための準備。今はその期間。
何かに導かれるように自分が変わっていくことを実感していますか?
あなたの中で新しい自分が生まれていることに気づいていますか?

新しい時代。
新しい存在。
新しい地球。
生まれ変わる直前の世の中の変動。

完璧な計画に基づいて貴女は今動かされています。
思い出しなさい。自分の新しい世における役割を。
確固たる英知に基づいて貴女は動く。
全ての準備が出来たとき、あなたは新しい世の中において重要な役割を果たすのです。

あなたの中の新しい感覚、第六感が目覚めています。
貴女は、あなた自身の妄想だと思っているかもしれません。
でも違うのです。

自分を信じなさい。全てはうまくいくのです。
貴女は不安に思うことなどないのです。
成功する体験がないからといって成功も失敗もないのです。
成功というのは、自分の恐怖心を克服し、自分らしく生きることです。
たとえ多くのお金を手に入れたとしても自分らしく生きれないのでは
まったく成長の意味がありません。

--

7人の天使が足元にいます。
この世の最後の審判の時に、新しい世に誘(いざな)います。

ラミエル
ザドキエル
ウリエル
サミュエル
ラファエル
アリエル
ミカエル

あなたが使役する7名の天使たちは、
いつでも、苦しみの最中に助けを求めれば
苦しみを和らげるあらゆる方法でその身を助けます


ためらうことなく呼んでください

私たちは、光にでも闇にでも、存在する者の価値を見出し
その想いの強さによって動き出します


--



あてはまる人も多いのではないかと思って、のせてみました。
これも答え合わせのひとつ。



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2011/09/28 08:53 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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